廃墟をリフォームしてどこまで理想を目指せるか挑戦するブログ
 2010.5
 改装思考A建材
という事で窓やドア・トイレなどの建材系はすべてヤフオクとかで入手する事にしました。
ちなみにネットで購入すると、羽目殺しの窓(1690×H570)なんかペアガラスで1万円しないくらいなのでなんかお得気分です。RPGだったら意味もなく99個購入しそうな(以下略)。
トイレもなんかいい感じのやつが4、5万から買えるのでこれもRPGだったら意味もなく99個(以下略)しそうな感じです。
 
建材関係で最も悩んだのが玄関ドアで採光少な目・断熱カッコいい系を取るか採光重視断熱無し型にするかかなり考えました。
と、いうのも玄関を大きく取って水槽を置いたりオウムを飼ってサロン系の空間にするという大きな目標があったので入り口ドアの採光は重要なポイントなのです。
・・・悩んだ挙句、結局採光重視型のドアにすることにしました。寒くて仕方なかったら玄関と部屋の境目をガラスで間切りすればいいのかな…。という結論に至った訳です。
建材関係(ドア・窓・水周り)は込み込み50万円以内に抑えられそうです。
 
 2010.5未明
 浄化槽
前回の浄化槽について・・・。
 
最終的に諸事情により浄化槽を埋める事になりました(確定)。
ちなみに鎌倉市の規定では浸透式は許可されていないので浄化した水を川や排水溝なんかに排水する形になるのですが、埋めるところまでは建築指導課の指導があるのに埋めた後の排水に関してはノーチェック(担当者談)。つまり本来排水ができない都合上、汲取をしなくてはいけないところ浸透式排水しても誰も感知しないという事らしく大きな穴を垣間見た感じ…。
どっちにしても浄化槽でウンコ水もバクテリアによって無味無臭の浄化された水になって出てくるので地面に浸透させてしまっても問題ないと言う感じなんでしょうか。わかりません。

ちなみにぼくの家。目の前の道路まで下水が着ているらしいので市役所に再度確認にいきました。その結果やっぱり凡そ2年後に拡張工事があるらしいとの事。
担当者曰く「いやー!ラッキーだね!2年後に工事あるからお兄さんの家も下水引けるかもよ!?(一瞬殺意が湧く物言いで)」との事でした。ぶっ殺そうかと思いました。嘘ですが。
↑前回と違う担当者

浄化槽の排水先も県道を跨いでいるので県としては「この先なにかあったときに下に何か埋まってると問題になるから工事(管を通す)はできない」との事で残りの手札は汲取式のみになってしまいました。

じゃあ今まで(築80年の家)は一体どこに排水していたのか!?という処に行き着く訳なのですが購入前(この時点では)なので床をはがしてみる訳にもいかず、トイレにお酒を流してみる事にしました。近くに排水先があれば臭いで分かるはずです。
万全を期して元警察犬の友人にも同伴してもらいました。

・・・その結果。消えました!屁のように!
多分地中に浸透枡みたいなのがあってそこで浸透させているのかな・・・という感じです。
高台だから浸透能力に関しては問題ないだろうし昔だから浄化槽すら付けてないだろうなぁ…。
でも、うんことか汲み取る穴らしきものも何処にも見当たらなくて、これ本当にどうなってたんだろうか・・・。いくら地中に浸透枡があるとは言え、うんこ系の固形物が浸透枡に体積して(以下略)になると思うんですが。
 
まあ、最悪バキュームカー使えばいいや。
 
 2010.5未明
 改装思考@
物件の改装にあたり、大筋の構想は
@壁・床をすべてはいで骨だけにして張り替える
A屋根のトタンも張り替える
という感じで基本的に全部とっかえです。
屋根のトタンはクラスメイトの大工さん一押し。まあ予算的な部分もありますが、天井を二十にすれば雨音もそんなに気にならないらしいし夏場は竹バリアで熱もあまり持たないかな・・・という感じです。
間取りに関しては、襖なんかも全部とっぱらってワンフロアにしようかと考えてます。
一人暮らしですし部屋いくつも作る必要ないかなと・・・。
あと部屋がたくさんあると知らないうちに知らない人が住んでたりしそうで怖いんで・・・。
でも収納を考えて納戸がほしいかもですが。

玄関は水槽系の充実を図ってかなり広めに取って魚のほかにインコ飼ったりするスペースになる予定です。が、現状の玄関をどれだけ広げれるか分からないのでどこまでやれるか未知数です。
それはそうと過去3年間、作りまくった理想の間取り集(注文住宅構想)が殆ど役にたたねえ罠。うすうす感ずいてたけどそんなもんなんだなぁと痛感しました。将来建てる家の間取り作りまくってる人は時間の無駄だからやめたほうがいいぞ!
 
あと、この付近は下水がきてないので浄化槽になるみたいです。
市にも確認TELしましたが「向こう2年整備の予定はねえ・・・(しわがれた声で)」との事でした。2年後くらいには前面の道路したの下水の整備の予定が一応はあるようです。
なので浄化槽の費用が60万ほど掛かるのかな・・・という所ですね。
 
 2010.5吉日
 改装前の物件[外回り写真記録]
これからここが我が家になると思うとワクワクするぜ!・・・(武者震いしながら)。
まさにそんな状態の家外回り。
香る井戸風味(腐臭)
敷地内にある朽ち果てたプレハブ。裏側の屋根は崩れている
竹に侵食された家の横の部分。少し地すべり風味です。
モーグリ(猛獣)が居そうな床下。クポポ!
なぜかテレビも捨ててある(ひだり)。
敷地内の竹やぶ。奥に謎の地蔵(?)がある
ちなみにこの物件、約一名を除いて知人全員に「やめたほうがいい」「僕なら絶対に買わない」「こんなとこ怖くてすめない」「・・・(押し黙る)」等とほぼ満場一致で反対されてしまいました。
一緒に見に行った某氏は「怖くてこれ以上敷地に入れない・・・」と一言。ただのへたれです。
皆、この物件の本当の魅力・面白さに気がつかないようだ。
…いずれ改装前の廃墟内部の写真もご紹介しよう・・・。
 
 2010.5
 物件との出会い
出会いは突然でした。なんでもそうだと思います。
で、物件を実際にみたときのファーストインプレッション(第一印象)は「井戸から貞子がでてきそう。
 
家の横に井戸があって怖い。周りは竹やぶ。家は家というか、廃墟。
井戸の底からは動物系の何かが腐っているような悪臭がしてて、悪い子供たちが猫でも中に放り投げたのかな・・・って感じでした。

普通はこの築100年の廃墟をリフォームしようと思う人間はいないらしく、不動産屋の担当者もリーフォームすると言ったときは(以下略)。
しかし、一緒に現地見学に行ったクラスメイトの大工さん曰く普通の建売の家よりも柱とかしっかりしてるし幾らでもなんとかなるんだそうです。
・・・という流れで物件構想が始まった訳なのですが・・・。